2018年6月20日、新潟市でIoT関連の仕事をなさっているユウキラボの菊地様を講師としてお呼びし、IoTや経営、営業、IT関連コミュニティなど幅広い話題について話していただきました。大手製造業、外資系を経て独立して5年のこれまでを総括した、一部生々しい話が聴けました。
菊地様は昨年東京から新潟市に引っ越して来て、いろいろなIT関連コミュニティに顔を出すことによってそこからの仕事が得られるようになってきたとのことです。ハード・ソフト両方を手掛ける菊地様といえど、全ての作業を自分だけでできるわけではありませんから、信頼できる協業先の確保が必要とのことでした。
IoTで何を測定できるかを知ることではなく、課題を知ることが重要とのことでした。しかし、自社の課題を知っている経営者はそういないと思います。IoT技術で遊ぶのは簡単だが、仕事にするのはとても難しいというのは納得でした。ITすら導入していない企業にIoTを導入するのは無理かもしれません。IT企業は、ユーザ企業に課題を気づかせなければならないのではないでしょうか。
2018年5月25日、当組合の年に一度の総会を行いました。今年は役員改選はありませんでした。
長岡市のご厚意により、オープン前の「NaDeC BASE」を使うことができました。NaDeC BASEは、以前百貨店「大和」があったビルを利用した、「人づくり・産業振興」の拠点となる施設です。
当組合は、NaDeC BASEの運営の一部を長岡市から受注しました。コワーキングスペース、交流スペースがあり、ものづくり工房には3Dプリンタも置いてあります。お近くのかたは、ぜひ一度足をお運びください。
NaDeC BASEは2018年6月2日オープンです!
2018年4月17日、上越市高田でセミナーを受けてきました。本来は高田公園の桜を楽しむ会だったのですが、例年より桜が早く散ってしまったためセミナーに切り替えました。
株式会社スペースインスペクターの代表取締役 夏目様から、ドローンでの測量についてお話いただきました。空撮はどこもやっているので、三次元計測と構造物点検を主業務にしているとのことでした。ある中国企業製のドローンは、飛行データを中国に送っている疑いがあるそうです。本当にそうなら、日本の建機最大手が、その中国企業の提携先からドローンを1000機購入したというニュースがありましたが、大丈夫なのでしょうか…
株式会社JMiXの松本様から、2つの製品について紹介がありました。
・画像共有システム「Smiss」は、スマホで撮った静止画・動画をリアルタイムに遠隔地と共有できます。スマホ側に画像データが残らず、すべてクラウドに格納されます。保守点検などに活用できます。
・デジタルサイネージ用のソリューション「MoniConductor」は、動画データをLANを介して取得してHDMI出力できる機械です。HDMIケーブルは長くなればなるほど信号が減衰します。LANなら数十メートルは余裕です。工場での生産数表示にも応用できますね。
セミナー後は住宅街にある一軒家のような看板もないお店でおいしいお酒と料理を楽しみました。
最後は、今回の高田例会の運営に尽力してくれたJMiX丸田社長が1、2、3、ダー!で締めてくれました。